母への想い



楽しい日々が続き、あっというまに3年の月日がたちました。
ある日、浦島太郎は家に残した母の夢をみて、母のことが心配になりました。

竜宮城の外に出て、海面を見上げる浦島太郎に乙姫は
「どうしたのですか?」
と聞きました。
すると浦島太郎は、
「家に残した母が心配です。私は一度ふるさとの村に帰ろうと思います。」
と答えました。
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